まいっか子育て日記

発達凸凹長男とおてんば長女のまぁいっか~な育児の記録。うつ状態から抜け出した母(私)が書いています。

HSP・HSCについての講座に参加して、感じたこと

息子くんはHSCの要素があるかもしれないね~

と、お世話になっている子育て心理学の先生の一言がきっかけで、
講座に申し込んでみました。



HSPとは、Highly Sensitive Personの略で

「ひといちばい敏感な人」

のことです。

また、HSCは、Highly Sensitive Childの略で

「ひといちばい敏感な子」

のことです。HSPの子ども時代がHSCということになります。

心理学者のエイレン・N・アーロン博士が提唱されました。


このHSP/HSCは、病気でも障害でもなく、
持って生まれた気質のようなものだそうです。

だって、5人に1人の割合ですって。
少数派ですが、同じクラスに5人くらいと考えると、多くないですか?


ただ、
親がHSPではない場合、HSCである子どものことを理解するのが難しいかもしれません。

(参加した講座では、実際にHSPの方が子ども時代に親に理解されず、一人で苦しんでいた時のことを話して下さいました。)




HSPのイメージとしては、

身体中にセンサーがたくさんあり、知りたくない情報も受けてしまう。

その情報量が多すぎてキャパオーバーとなるので、
とても疲れやすい。

とのことで、

そういう方の「疲れた」は、

努力や根性などの精神論では片付けられない、
前向きに!頑張ろう!という言葉が的外れな、

心の底からの「疲れた」なんだと感じられました。




HSPには4つの要素「DOES」があるそうです。

・D=Depth
深く考える

・O=Overstimulation
過剰に刺激を受けやすい

・E=Empathy&Emotional
共感力が高く、感情の反応が強い

・S=Subtlety
ささいな刺激を察知する



私も、チェックリストで自己診断?してみると、
実は、ボーダーラインギリギリでHSPに当てはまりました。

HSPと言われる人々も、程度など様々あるようで、

私の場合は、
雑音や光には苦しんだ覚えはないし(化学的な匂いは苦手だけど)、

準備は期日ギリギリで忘れ物も多かったし(仕事の提出書類は何度も何度も読み返して確認するので無駄に時間がかかるけど)、

痛みには強い方だし(我慢強い?出産もソフロロジーで乗り越えた)、

その他も合わせて、鈍感なところもあると思っています。


なので、今回体験談を話して下さった方と同じHSPに当てはまっていると自分で言うことが、
おこがましいというか、正直、心苦しいです。


でも、
対人については、本当に、共感できるところがあって。

HSPではないとしたら、私はどうしてこんなに悩むのだろうと、私は誰なんだろうと、
逆に苦しくなってしまいましたので、

いろいろ調べた上で、程度があるということで、
私もHSPだったのかと、
持って生まれた気質だったのかと、
納得しようとしているところです。

(最近、再び自分探し中なんです。フラフラとさ迷い中(∋_∈))



そして、息子も、HSCのチェックにて、
余裕で当てはまりました。
(たぶん、刺激を求める外向的なタイプかな?)

当てはまったのは全項目ではないですし、
HSCの特徴だけでは説明できないところもあると感じています。


でも、今回の講座を受けて感じたことは、

HSCだとしても、発達障害だとしても、
カテゴリー分けするのは全然重要ではなく、

そんなふうに感じている・捉えている人もいる、
という事実を多くの人に知っておいてもらうことが

個々を認め合える社会になるために必要なだけだ

ということです。





講座で話して下さったHSPの方は、子どもの頃を振り返り、

「自分に構わないで、親は親で好きなことをしていてほしかった。」

と話されていました。



親や大人は、
その子を変えようとするのではなくて、
環境をその子に合わせるという考え方が
とても重要なんだなと思いました。

なんとか頑張ってもらおうとか、
励まして励まして強くなってもらおうとか、

親の価値観を子どもに押し付けることが、
子どもを押し潰してしまうことになるかもしれない。

子どもは、人格を持った個人で、
親とは違います。

その子を理解しよう、信じようとする気持ちが
その子の救いになるのかな、
と感じています。




いろいろと瞑想迷走中ですが、
今日はここまでにします。

最後までお読みくださりありがとうございました。
(*^^*)