親の言葉の通りに子は育つ!の、続き。~子どもに届けたい言葉~褒める編
ハレコトリです。(*^^*)
前回は、「親の言葉通りに子は育つ」を
実感を交えながら書いてみました。
そして、子どもを言葉で追い詰めないために
*
余計なひと言を言わない
*
をポイントに挙げました。
それは、褒めるときにも、叱るときにも、です。
以下に、褒めるバージョンと叱るバージョンの余計なひと言について、例を挙げながら伝えていきますね。
☆褒めるバージョン
褒めるときの余計なひと言といえば、
褒め言葉とセットで言われがちな
「ある条件」や「けなしネタ」です。
例1))
Bさん
「Aちゃんは、礼儀正しいよね」
Aちゃんママ
「いや~、外面は良いんだよ~家では乱暴で…」
って、どうですか?
ありがちな、謙遜場面ですが、
私も言っちゃうときありました。
でもこれ、Aちゃんがそばで聞いていたら、
どうですか?
Bさんがせっかく褒めてくれたのに、
自分をよく知っているママが、
自分のことをけなしています。
子どもには謙遜とか関係なくストレートに伝わりますから、
Aちゃん
「私って、家では乱暴な人だよね。」
「礼儀正しいのは、外でだけなんだよね。それが私だよね。」
と、自分のなかで「私」を定義してしまいます。
そうです。
この場合の余計なひと言は、
「外面は~」(ある条件)
「家では乱暴~」(けなしネタ) ですね。
他者から褒められたときは、
照れくさかろうがむず痒かろうが、
素直に受け入れることが一番です!(*・∀・*)
Bさん
「Aちゃんは、礼儀正しいよね」
Aちゃんママ
①「そうね、挨拶が元気ね」とか、
②「そうね、優しいところあるね」とか、
③「だって!嬉しいね~!」とお子さんに投げたりとか。
どうしても謙遜したければ、お子さんに聞こえないようにしてくださいね。(*´艸`)
では、これはいかがでしょうか。
例2))
Aちゃん
「ママ、テスト100点だったよ!」
ママ
「100点か!すごいね!100点のご褒美で今日はオムライスにしよう!次も頑張ってね!」
どうですか?
100点をとったことを、ママも喜んでいます。
が、ここでの余計なひと言は、
「100点の(ご褒美)」(ある条件) と、
100点を褒めた上での「次も頑張ってね!」
ですね。
Aちゃんの立場からすると、
「100点とったら褒めてくれた!次も、100点とらなくちゃ!」
「もし100点とれなかったら、がっかりしちゃうかもしれないから、内緒にしとこうかな」
ママが点数に注目しすぎていて、
それまでのAちゃんの頑張りや感情が
置き去りになっている感じです。
一例として、こんなの、どうでしょうか。
Aちゃん
「ママ、テスト100点だったよ!」
ママ
「100点か!嬉しいね!Aちゃん勉強頑張ってたもんね!すごいよ。どれどれ…ここ、難しそうだけど、よく考えたね。ここも、丁寧に書いたね!よし、今日はAちゃんの大好きなオムライス作るねー。」
最初のママの反応と違うところは、
点数に注目して「100点という条件」を褒めているのではなく、
本人に注目して、
本人の嬉しい「感情」を共有したり、
頑張りやよく考えたこと等の「テストに取り組む姿勢」を褒めたりしているところです。
これによって、Aちゃんは
自分を見てくれている!
自分を認めてくれている!
ということを感じやすいのではないかと考えます。
いかがですか?
余計なひと言を言わない、
☆褒めるバージョン のポイント!
↓↓↓
★褒めるときは無条件に!!
★褒めるときは現象や結果ではなく
本人に注目して!!
参考にしていただけたら嬉しいです。
そして、叱るバージョン!も記載する予定でしたが、
思いの外長くなってしまったので、
また次回に持ち越したいと思います。
お読みくださりありがとうございます。(*^^*)