まいっか子育て日記

発達凸凹長男とおてんば長女のまぁいっか~な育児の記録。うつ状態から抜け出した母(私)が書いています。

感謝感激!!夫が変わった!!…妻が夫に望む「父親の役割」

こんにちは、ハレコトリです。

…2週間程前からでしょうか。
夫が、変わったんです。
子育てに対する、夫の考え方が、変わったんです。

今は、本当に、心の底から感謝しています。
今は、本当に、私の支えであり、頼れる存在です。


**

長男が生まれたときから、夫はまあ、優しかったです。

夫は、「可愛い可愛い」と長男を溺愛し、
おむつ交換や入浴など、手伝ってくれていました。

気が向いたときには家事も、
ゴミ出し、洗濯、浴室掃除、掃除機がけ、食器洗い…
結構何でも、やってくれました。


それは今も、続けてくれています。
(ゴミだしと子どもたちの入浴は、自分の役割と思ってくれています。感謝。)


今は子どもが二人ですが、
気が向いたときには、一緒に遊んでくれます。
長男を公園や散歩に連れていってくれます。

気分が家事モードのときは、
一人で集中して、徹底的に、掃除洗濯してくれます。


酒、タバコ、ギャンブルはしません。
暴力も振るいません。
仕事は定時で上がります。



「優しいご主人ね。」

イクメンだね!」

「羨ましいな~。」



誰にも何度も言われました。
私も、そう思います。有り難いです。


私は、恵まれているんだなー。
一人で家事・育児を頑張っている人もたくさんいるなかで、
私は夫の助けを得られるんだから。


…それなのに不満があるなんて、おかしいよね。
私の頑張りが足りないんだ…。




そう思っていました。




そうですとも。
不満に思っていましたよ。(爆)




子どもの前で、スマホのゲームに夢中。
子どもが泣いても気が付かない。
子どもよりもボスを相手に、ダンジョン突破を優先する。

家事をしているときは必ず、I-PAT+イヤホン。
子どもが話しかけても気が付かない。
子どもが遊んでもらおうとすると「邪魔」と怒る。

そして気が向いたとき、子どもと遊ぼうとして、
子どもがその気にならないといじける。


自分の快適さが最優先。
子どもと一緒だと眠れないからと、一人別室で就寝。
長男がクループで夜間救急外来を受診したときも、
「明日仕事だから」と眠ったままだった。

自分の趣味を最優先。
週4回は、夕方から不在となり子どもが寝る頃に帰宅。
子どもの寝かしつけで自分の夕飯が遅くなると、イライライライラ。


興味があることは、趣味のこと、ゲームのこと、お笑い番組のことと、「可愛い」子どものこと。

子どもが言うこと聞かないモードのときは、
子どもに平気で「嫌い」と言い放つ。

躾・育児についてや、健診での様子、子どもの心配事…
面倒な話は聞きたくない。
「あとにして」と永遠に延期される相談事。

部屋が片付いていない、ご飯が遅い…
家事が滞っているとイライラし、
「なんでできないの?」と言いつつ理由は聞く耳を持たない。そして、
「いつもできてないよね。」



まだまだありました。
なかったことにしたいことも、ありました。



家事も育児もたくさん手伝ってくれているのに、
「支えてくれている」とは、何故か思えませんでした。


子どもより自分の時間を優先するところ。
子どもの良い部分だけが好きなところ。
私の相談事を全く聞いてくれないところ。
私の「できないところ」を見つけて責めるところ。

なんで?なんで?
いつも、感じていました。


だけど私は、家事も育児もダメダメだから、
夫のことを責められない。
そう思うから、我慢していました。


周りの人は「良くやってくれてるじゃない」と。
夫は「俺がいないと家の中メチャクチャだね」と。
確かにそう、その通り。

それなのに不満に思っているなんて、
私が間違っているんだ。
私のワガママなんだ。

そう自分に言い聞かせ、
心に感じているモヤモヤに蓋をしていました。

同時に、



子どもたちを守れるのは、私しかいない。



そう思っていました。少し前まで。





それが、今は違います。
夫も子どもたちのことを考えてくれている と、思えます。
私のことを支えてくれている とも、思えます。



先日、義実家に帰省中のこと。

抱っこを求める長男へ、
「もう大きいでしょ、歩くの!」
と言い聞かせる義父に対し、

「抱っこできるのは今だけなんだから、いいんだ!
高校生になったらしてくれないよ。」

そう言ったのは夫でした。


他にも、

「怒るよりも、話して説明する方が、上手くいくね!もう、怒るのやめた。(^^)」



それらは私の意見と同じでした。
嬉しい!!


自分の思う通りの子どもじゃないと受け入れられなかった夫が、
子どものありのままを受け入れてくれてる!!

そう感じたのです。



私に対しても、

「頑張りすぎてたんだよ。自分のキャパを越えてたんだ。」
「いつも、子どもたちのことありがとう。」


そのように、声を掛けてくれました。





今も、子どもの前でスマホのゲームはするし、
家事のときは必ずI-PAT+イヤホンです。

でも、以前と何か違います。
私の気持ちが、晴れやかなんです。




妻が夫に望む「父親の役割」は、
これかもしれません。



☆子どものありのままを受け入れてくれること

☆妻のありのままを受け入れてくれること



家事や育児の量ではなくて、
「存在をそのまま認めてくれること」

私はこれを求めていたのかも。




少し重い話になりますが…

夫がイライラしていると、自分もイライラしませんか?

そして、
夫が子どもに対してイライラしているなら、
子どもをなんとかしなくちゃ!って思いませんか?

私は、そうでした。



夫が子どものことでイライラしていたら、
私は子どもに対して厳しく当たりました。


夫が怒っている…
夫のイライラを止めるために、原因である子どもの行為を止めさせなければ。
(じゃないと私もイライラされてしまう
…そこにいないで欲しいと言われる
…私の存在を否定されてしまう。)


そして、
子どもに大声をあげたり、無理矢理捕まえたりして、
何とか言うことを聞かせようとしました。


或いは、夫が子どもを怒鳴り付けていたら、
私は黙って、様子を見ていました。


夫に怒られること、嫌われることが、
怖かったんだと思います。



たまに流れる虐待のニュース…
父親が暴力を振るうのを、母親は黙って見ていた。

本当に、絶対に、あってはならないことですが、
母親の気持ちを、微かに理解できるところは
私は、あります。

だからこそ、恐ろしいなと。



こうして文章にしてみると、酷いですね。

母親でしょ!と、
厳しい意見もあるかもしれません。

でも、
母親である前に、一人の人間です。
誰かに認めてもらわないと、生きる自信を失ってしまいます。




これは、お気付きですか?


☆子どもの自己肯定感を育てるには、

「その子のありのままを認めて受け入れる」こと。


これと、同じなんですよね。




上記の夫と妻の関係を、全て、
親と子の関係に置き換えてみると、
ハッとします。

言ってはいけない言葉、してはいけない態度…
わかってきます。



例えばいつもイライラしている夫(妻)と一緒にいる妻(夫)は、
例えばいつも否定され続けている妻(夫)は、

子どもを肯定的に育てることができるでしょうか。



**

明るい子育てをするために、
世のお父さんにお願いしたいこと。
それは…


☆お父さんは、お母さんを、全力でサポートする!


・良いところも悪いところも、認めてあげる。

・話を聞いてあげる。

・笑顔を見せる。

・注意をするときは、褒めポイントもセットでお願いします♪



もちろん、子どもに対しても同じ。
そしてもちろん、お母さんも、お互い様ですね。


親のハッピーは、子どもに繋がります♪


こんな、妻の望みは、ワガママでしょうか?



ところで、
何故我が家の夫が変わってくれたのか。

それはいろいろなことの積み重ねかもしれませんが、

私の考え方が変わったから?かもしれません。

このことは、次回の記事で考察したいと思います。




最後までお読み下さりありがとうございました。
m(_ _)m