まいっか子育て日記

発達凸凹長男とおてんば長女のまぁいっか~な育児の記録。うつ状態から抜け出した母(私)が書いています。

伝えていますか!?自己肯定感が育たなかった意外な理由とは?

こんにちは。ハレコトリです。


子どもの自己肯定感を上げるには、

その子をまるごと愛し、存在を認めてあげること。

そして、

それを「わかるように」伝えてあげること。


我が子のことはとっても可愛いし、
もちろん愛しています。

でもそれって、実は思っているだけじゃ伝わらないんです。

「言葉」にしてくれないと、伝わらない!!
→確信が持てない。
→ちょっとずつ、不安になります。



今日は、そんなお話です。

私が、自己肯定感が低くなったきっかけは、
自分でも予想しなかったちょっとしたことでした。




先日ご紹介した本に従って、
過去の自分を思い起こしていました。


幼少期から大学時代まで、
ショックだったこと、嫌だったこと…

思い付くままに書き出して、
ひとつひとつに、

「頑張ったね」

声を掛けながら○をつけていくんです。



思い付くことといえば、

・幼少期から、母が厳しかったこと

・次女の私は、お雛様を飾ってもらえなかったこと

・小学生時代、明朗快活な姉と比べられ「かわいい、おとなしい」と言われ続け萎縮してしまったこと

・中学生時代、家が貧乏でお小遣いがなかったことと、NHKばっかり見ていたため流行りを知らなかったことで、お友だちに引け目を感じていたこと
NHKは今も大好き)

・好きになった人と両思いの噂があり、浮かれていたら、その彼が友人と付き合っていたこと
(これは数回あります)

等々



それぞれに対し、自分を労い、○をつけ、

次は、それにまつわる人々を許す段階に。


許す前に、ちょっと過激ですが、
思い付く限りの悪口を書き出します。


私も、深夜のテンションと相まって、
もうトランス状態というか、
ここでは書けないような言葉まで書きなぐりました。

横で子どもが寝ていたので、薄明かりのなか(笑)
…こわっ



すると、最終的に、
それまでの過去の回想で登場しなかった人物がでてきて自分でもびっくり!



父です。



「なんで死んだんだよー!!!」

(↑本当に書いていたことです。気に障った方、申し訳ありません。)


もう、それから涙がポロポロ流れてきました。
泣きながら、書き続けました。



父は、私が幼い時に、病気で亡くなりました。
でも、そのことではないんです。

母は、父の悪口を言ったことがありません。
父は、それは愛情深い人だったと、
子どもの頃、母や祖母が話して聞かせてくれました。

なので、私にとっては、
父は神のような存在でした。

良いことをすればお父さんが見ている、
お父さんが守ってくれるから頑張れる…

それを信じて大きくなりました。



でも、ここからです。


「お父さんは、男の子が欲しかったんだ。だから、3人目を産んだんだよ。」

「あなたの名前は、お母さんが好きな漢字をつけたんだよ。お姉ちゃんと弟くんは、お父さんがつけた。」

「あー、お姉ちゃんは本当にお父さんにそっくりね。弟くんも、お父さんに似てきたね~。」


それは、母や祖母の何気ない言葉…。



私は3人きょうだいで、姉と弟がいます。
姉と弟は父そっくり。(私は母と激似!)

父にとって、
姉は一人目の子どもだったから、嬉しかっただろうなー。
二人目も女の子だったから、がっかりしたかな…。

なんて、
幼いながら密かに思いました。


私は父と全然似てないし、名前にも父が関わってないし、
私には父の要素が
これっぽっちも感じられませんでした。


父方の祖母は、私たち姉弟と会うと、
亡くなった父にそっくりな姉と弟を見て、
いつも本当に嬉しそうににこにこしていました。

祖母は、近所の中でもカリスマバーチャンで、
皆から慕われていた、これまた仏のような存在。

そんな仏祖母を、ただ居るだけで喜ばせることができる姉と弟が、
羨ましかった。
神のような父の要素が私にはないことが、
寂しかった。




深夜、トランス状態だった私はハッとしました。
これだったー!!!(泣驚泣驚泣泣泣)


もう一度…

「なんで死んだんだよー!!!」

これは、父に確かめようがないから出てきた言葉だったんです。

私のこと、大好きだった?特別だった?

って。




ここで、はじめに戻ります。


我が子をどんなに愛しいと思っていても、

言葉にしないと伝わりません!!!



私も冷静になれば、理解できます。
一緒に写っている写真は笑顔だし、
肩に手を置いてくれてるし、

数えられるほどの思い出ですが
父はいつも優しく笑っていました。

きっと、私のことも、愛してくれていただろう。
頭では、そう考えることができます。


でも、確信が持てなかった。
そして無意識のうちに不安が重なり、

自分の存在意義を求めた結果、
他人の気持ちを予測して、顔色を伺って生きる、
自分を肯定できない、
「良い子ちゃん」になったのでしょう。


*************

長くなってしまいました。(汗)

今日は、

子どもに「大好き」を言葉で伝えましょう♪

というお話でした。(^^)


私はというと、
数日モヤモヤしていましたが、
今はとってもすっきりした気分。
数日後、父にしてもらったことをたくさん思い出したからですよ~。

でも子どもには、こんな思いはさせたくないわ。

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子どもの自己肯定感を上げるためには、

親自身の自己肯定感を上げること♪


現在取り組み中です☆



最後まで読んで下さりありがとうございました。
m(_ _)m