まいっか子育て日記

発達凸凹長男とおてんば長女のまぁいっか~な育児の記録。うつ状態から抜け出した母(私)が書いています。

守れないことはルール化しない!曖昧上等!…叱る理由を減らしてみる

こんにちは。ハレコトリです。
今日は、まさに、まぁいっか~な話題です。
「『曖昧さ』の提案」というお話。


ご家庭にルールはありますか?
門限とか、就寝時間とか、
カバンを玄関に置かないとか?
食事中はテレビを消そうとか?


そのルールは、きっちり守れていますか?
守れている方、素晴らしいですね(^^)


我が家の場合は、守りきれなかったし、
守らせきれませんでした。(^^;




「約束したでしょ!絶対ダメ!」


それは例えば、こんな場面。

◎一時間経ったらテレビを消そうね

…一時間後、テレビを消そうとしない息子にイライラ。見ているアニメはクライマックスにも関わらず、電源をブチッ!息子大泣き→大喧嘩。息子当時3歳。


◎保育園のリュックを自分で持とうね

…たまたま仲良しの子とお迎え時間が一緒になり、リュックを置いたままお友達のもとへかけていった息子にイライラ。お友達と別れてから、ネチネチとお説教。息子当時3歳。


◎(頂き物のクッキー)ひとつだけね。

…お客さんの手土産のクッキーを、ひとつ食べる息子。少し経ってから、黙って二つ目の袋を開けたことにイラッ!お客さんの前でクッキーを取り上げ、その拍子にクッキー粉々。息子当時3歳。



結構、ひどいですね。
会いたくないですね、こんなお母さん…。(ー_ー;)



そうです!
我が家にはルールが多すぎました。
…「守れないルール」が多すぎました!!

上の例で言うと、
・テレビは1時間まで
・保育園のカバンは自分で持つ
・家ではお菓子を食べない


他には、
・食事中は椅子に座って、肘をつかない
・1つの遊びが終わったら、次のおもちゃを出す前に片付ける
・外から帰ったら、すぐに手を洗う
・トイレのあとはすぐに手を洗う
・食べたあとは歯磨きをする
・脱いだものは洗濯カゴに入れる
・本を読むのは夜9時まで

…などです。
大人からすると当たり前のものもありますが、

まだ幼児なので、出来ないときもありますし、
やりたくないときもあります。


そんな時、真面目母はイライラMAX!!(*`Д´)ノ
なのですが、
どうしてでしょう??



それは、真面目母は願っているからです。

☆我が子には健康でいて欲しい。
☆立派な大人になって欲しい。

そのために決めたルールですから。

それに、

☆約束の守れる子に育って欲しい。



だから、真面目母も、約束を守るんです。
子どもにお手本を示すために、自分で決めたルールを絶対に守ろうとします。


でも。

子どもは聞いてくれない。
こんなに、あなたのこと思ってるのに…


…フツフツフツ…バ ッ ボ ー ン!!!(*`Д´)ノ



でしょうか。(汗)
私は、そんな感じでした。(汗だく)




そんなある時、息子とお友達のやり取りを見てしまいました。


「ダメだよ!順番は守るんだよ!」


まるでポリスのようにお友達を取り締まる息子。
曲がったことは許せない様子。

保育園の先生にも、
「お友達が違うことしてると、お片付けの時間でしょ!って注意するんですよ~」
と言われました。

自分だって出来てないくせにお友達には厳しいんだなー、と思いながら、
ふと…



私と同じかね!? (|| ゜Д゜)





それから別の日。

私は、息子が祖母と出掛けている間に、
私が図書館に本を返しに行くことを約束しました。

でもその日はたまった家事を片付けたかったのと、
娘の世話などで思ったより時間が過ぎてしまい、
息子と祖母が、また思ったより早く帰って来てしまい…

つまり、私は、本を返しに行けなかった。
息子との約束を、守れなかったんです。

責められるんじゃないか、怒られるんじゃないか、
私はドキドキしていました。



ごめんね。本を返しに行けなかったよ。



息子に伝えると、


「いいよ。誰も悪くないよ。」


クールに優しい言葉をかけてくれました。
それは、息子が思わぬ失敗をした時などに、私がかけていた言葉でした。



私は約束に関してあんなに厳しくしていたのに、
この子は私を簡単に許してくれた…。

許されることの、なんとホッとすることか…。



私の中に、衝撃が走りました。
ズドン、というよりは、グルグルグルグルと走りました。


****

今日は、「『曖昧さ』の提案」でしたね。


私は、ルールに厳しくするのはやめました。
我が子を思う気持ちは変わりませんが、
考え方が少し変わりました。

それは、
曖昧な感じで良いんじゃない!?
ということです。


子どもを叱りつけてしまうのが
「ルールを守ってもらうため」ならば、
はじめから、ルールをつくらなければ良い!!


親として「こうでありたい、こうあって欲しい」
というのは、もちろんあって良いと思います。

でもそれは、絶対!ではなくて、
できたら良いわ♪くらいに構えておくこと。

守らなければいけないルールを自分や子どもに課すことを
一旦やめてみよう!



テレビ見すぎても死なない。
手を洗うのが遅れても死なない。
カバンなんて持ってあげちゃう。
片付けはあとで一緒にやれば良い。
お菓子食べ過ぎたら、他の食事メニューでカバー。
眠くないならしょうがない。


ルールで縛り付けてポリス化するよりは、
楽しく笑って過ごせる方が良い。

責めたり責められたりするよりは、
お互いに許し合える関係であった方が良い。




ま、いっかー♪(*^^*)

とまではいかなくても、

ま、いっかー (ー_ー;)

くらいに許せる余裕があると、良いのかなー。




母はそのように、自分に言い聞かせております。




最後までお読み下さりありがとうございました。
m(_ _)m