まいっか子育て日記

発達凸凹長男とおてんば長女のまぁいっか~な育児の記録。うつ状態から抜け出した母(私)が書いています。

自転車の練習で気が付いた、発達凸凹男子の困りごと

先日、長男と一緒に「自転車で図書館に行く」という大冒険をしました。

片道20分くらいかなーと予測していたのですが、

 

結果、

2時間かかりました!

 

甘かったー(汗)

 

 

「興味を持ったものに対して、 確かめなければ気が済まず、

  体が動いていってしまう特性がある」

と、心理士さんに指摘された長男。

 

実は、道路で自転車に乗るのは初めてだったのです。

 

 

今日は、この経験で改めて気が付いた 長男の困りごとについて

記してみたいと思います。

 

 

 

4歳の長男は、最近自転車の練習を始めました。

ペダルを外した状態で、足で地面を蹴って進む方法です。

 

はじめは公園の広場で。

次は家の前。次はご近所の小道を一巡り。

 

最初は怖がっていた長男ですが、 回数を重ねるにつれ上達し、

スピードが速くなってきました。

倒れた自転車を、自分で起こせるようになりました。 

 

予想よりも上達が早かったので、

私も嬉しくて(^^)

 

 

今日は天気も良いし、気分も良いし、

と思い立ち、

 

自転車で、図書館まで行ってみる?

 

と長男に声を掛けました。

 

 

「うん!」

 

嬉しそうな返事。そして、

 

リンリンリンリン!リンリンリンリン!!

 

玄関に置いてある自転車のベルを

全力で鳴らしています。

 

それは、やめてね (*_*;

 

 

 

プロテクターを装着し、

ヘルメットを被り、

ペダルなしの自転車にまたがって、

 

準備完了!

 

 

気分は、戦隊ヒーローです♪

 

 

私は長女を抱っこして、

借りていた本と紙芝居を持って、

隣を歩きます。

 

いざ!

意気揚々と出発しました(^◇^)

 

 

が、

ここからが、長かった…

 

その理由は、こちら。

 

 

 

〈長男の困りごと〉

 

①話しているときには立ち止まる

 

2つのことを同時にするのが苦手なのでしょうか。

 

「雲がきれいだねー」(きれいだねー)

「お父さんもう帰ってくるかなー」(まだだよー)

「前、おばあちゃんとスカイツリー見に行ったんだよー」(そうだったねー)

 

いろいろなことが頭に浮かぶようで、

いつにも増していろいろなことを話してくれるのですが、

 

話をしているときは、立ち止まる(汗)

 

話してくれるのは嬉しいけど、

井戸端会議じゃないんだぜ。(´_`;)

進もう、ぜ。

 

 

②話していると、道路にはみ出る

 

これも、2つのことに同時に気を向けることですよね。

 

黙っているときはバランスをとって真っ直ぐ進めるのに、

何か話していると徐々に斜めに。

 

壁にぶつかりそうになったり、

車道側を歩く私をひいたり。

 

結構、危ないなー、と気が付きました。

 

 

③寄り道をしたがる

 

いろいろなことに興味をもつ長男なのです。

いつものお散歩コースと違うので尚更でしょうか。

 

道端に咲く花の匂いを確かめたり、

アリを追いかけたくなったり、

マンホールはどうやって開けるのかを真剣に考えたり。

 

その度に自転車をとめ、没頭してしまいます。

 

夢中になれるのは良いことだけど…

まだ半分も進んでない ( ´_`)グッタシ

 

今日の目的地は、図書館だよ。

「あ、そっか♪」

 

この返事、何回聞いたことでしょう。

 

 

④知らない通行人に話しかける

 

他人との境界が曖昧なのか?

誰にでも、すーぐ話しかけます。

 

たまたま進む方向が同じだったオバチャンに、

「えー!ついてきてる?」

 

オバチャンもびっくり。

オバチャンが違う方へ進むと、

「ねー、どこいくんだよー!」

 

…やめてくれー (´д`||)

 

たまたますれ違った知らない女の子とパパに、

「こんにちは!ぼく〇〇!自転車乗ってるの!」

 

急な自己紹介 Σ(゜Д゜)

 

その子は同い年くらいだったのですが、

「ねえ、一緒に遊ぼう!」

 

いきなり!? Σ(゜Д゜)

図書館は!? Σ(゜Д゜)

 

女の子は知らんぷり。そうだよね。(汗)

パパが優しく返答してくれて救われました。

 

 

⑤苦手な音に、耳を塞ぐ

 

長男は、いくつか苦手な音がありますが、

今回初めて知ったのは、車がアスファルトの道を

速いスピードで走り抜ける音。

速いといっても、通っていたのは40キロ道路です。

 

ギューン

のような音がする度に足を止め、

両手で耳を塞いでいました。

 

そういえば、高速道路は苦手って言ってたな。

こりゃ辛いなー。

 

ペダルを漕いで乗れるようになったときには、

どうしたら良いかなー。

 

 

 

 

以上が、自転車練習で見えてきた、5つの困りごとです。

 

図書館への道のりは予想以上に大変でしたが、

本格的に乗れるようになる前に挑戦してみて良かったと思いました。

 

自転車を操作できる

ということ以外にも、クリアすべき問題がある

ということを

知ることができたからです。

 

 

私としては、今回、考えが甘すぎたので、

・時間に余裕があるときに実施する

・お散歩気分で

・水分補給できるように準備

を心掛けたいと思いました。(初歩的…(*´`))

 

 

 

いつも長男のこととなると

先をみて心配して、保守的になりがちですが、

出来るか出来ないか!レベルのチャレンジも

良いものですね。

 

 

 

 

おまけの話。

 

約2時間、自転車に乗っていた長男。

帰りはお尻が痛くなってしまいました。

てか、帰りもあるのかー!!(T_T)

 

 

長男と私、代わりばんこに自転車を押して帰りました。

 

実は途中で私、イライラしてしまいましたが… スマヌ

なんとか無事帰宅。

 

 

長い時間、よく歩いたよ!!

頑張ったね!!(*^^*)

 

 

 

m(_ _)m